ある日、一人の龍が誕生しました

                        一人の龍は、七日間で精一杯「モノ」を作りました
                   しかし、それが調和することもなく争いが耐えない世界になりました
 
                                  一人龍は悩みました
         「一人一人、個性がある。一つ一つ存在している。一つ一つ分かり合えるような世界になって欲しい。」

           火が消えず、空は広く、雷は集まり、雪は溶け、大地は豊かに、森は強く、海は分かり合える 
                              一つ一つの調和を願ったのです           


                                    神は言いました 
                         「貴方は一人ではありません、一人ではないのです」   
                             「貴方一人でする必要はありません」
                            神はそう告げ、一つ龍に使命を授けました

                                「貴方の分身を作りなさい」
                            「貴方一人で抱える必要はないのです」
                          「一人一人、色々な考えを持つ子を作るのです」
                          「そうすれば、きっといい世界ができるはずです」

                                龍は神を信じ、子を宿しました

                                 一人は、人々に光を与え
                                一人は、大きな広い心を持ち
                               一人は、何事にも好奇心を抱き
                                一人は、奥が深い考え方をし
                                 一人は、一人一人を支え
                                 一人は、協力、努力をし
                            一人は、一人一人を大切にするのを心がける

                    一人一人が個性を持ち、一人一人の役目をもち、一人一人大切にしていく
                               
                              この世界を「守護」する子を宿しました


                              時が立ち、一人の龍は姿を消しました
                                この子達に世界を託したのです




                      託された世界は今は、一人一人龍の子孫、王子が支えています
                         この物語は、龍の子孫の王子「龍の守護龍」のお話
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